大歳競馬場(山口県)
1927(昭2)年〜1930(昭5)年

椹野川は山口市のほぼ中央を流れている

そこに架かる石津橋の河原では明治時代から時々草競馬が行われていた


現在、矢原河川公園となっている川沿いの土手にスタンドを設け
1927(昭2)年12月:県下では始めての
県営大歳競馬が大々的に開催された

主催は
山口県畜産組合連合会
馬券は
一人一票制、的中者の配当も現金ではなく景品券
最高10倍以内とされるなど
数多く制限があったが
うまく当たれば10円の景品券がもらえるとあり
大変な人気を呼び
第1回目の競馬大会では三日間で5万人の人出があったという


以後4月と12月定期的に執行された


1929(昭4)年:吉敷郡
山口市産馬畜産組合主催に変更され継続

しかし競馬を職業とする人が集まったり
農家が身障を潰すなど
世間悪にもつながっていた
また
競馬法の改正により観客席を設けるとか一定の条件が設けられたので
これを機に
大歳競馬場開催は中止され

1933(昭8)年:山口市の湯田五反田に
山口競馬場が建設され
ここに
移転というかたち大歳競馬場廃止に至った


その地は桜や大木の茂る河川公園(矢原河川公園)として整備された



山口県吉敷郡大歳村